シリーズ二回目の今日は、米国留(遊)学後のことになる。
以前、先生の横顔(1)でも書いた、ケンタッキー州にある聖書学校でのことだ。
お二人の先生のことを書いたが、聖書学校と言うことでアカデミックな環境とはとても言えないが、それなりに神学の勉強の準備をしてくれたと思う。
教会史を教えてくれたB夫人先生の印象が強すぎて、実は教科書の方は余り記憶に残っていない。
聖書学校で使うテキストだからそんなに難しいものではなかったはずだ。
何はともあれ「教会史」の勉強は面白い、ということは十分教えて頂いた。
確か「教会史」の面白さを知って、学校の図書館にあった
フィリップ・シャフの「教会史」8巻ものにも手を伸ばしたような記憶がある。
手を伸ばしただけで、とても内容云々というものではなかったが。
もう一人のD先生の授業で印象に残っているのは「ロジック」のクラスだった。
残念ながらこれもテキストをはっきり思い出せない。
書棚のどこかには取ってあると思うが、昔使った教科書というものは書棚の奥の方に埋もれてしまう運命だから、今確認しようと思ってもとてもどこにあるかさえ思い出せないのである。情けないが。
とにかくそのテキストは基礎的、入門的なもので、まさに論理的思考のイロハを扱ったものに過ぎない。
しかし日本でそんな授業を取ったことのない者にとっては、非常に新鮮で面白かったことを覚えている。
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