2014年12月31日水曜日

2015年元旦礼拝案内

元旦礼拝
2015年1月1日(木) 午前10時30分



朗読箇所 コロサイ人への手紙 3:1-17
説 教 題 「平和への召し」
説 教 者 小嶋崇 牧師
この平和にあずからせるために
あなたがたは招かれて
一つの体とされたのです
         コロサイ人への手紙3:15(新共同訳)

※1月4日(日)の主日(日曜日)礼拝はお休みとなります。

2014年12月28日日曜日

(3)「いぶせき」考 2014クリスマス

今年も数日でしめくくり。
先日のクリスマスの礼拝から出た「いぶせき」 にまつわるエピソードをご紹介します。


2014クリスマス礼拝、にお招きした北方奈津子さん。


アルト・リコーダーで『グリーン・スリーブス』を演奏する時に披露してくださったクリスマス・エピソードを少し紹介する。

グリーン・スリーブスの旋律に付けられたクリスマスキャロル、What Child Is This、日本語では「みつかいうたいて」。
その2節の歌詞に「いぶせきうまやに 生まれし君こそ」とあるが、この「いぶせき」とは何だろう。
それで国語の先生に聞いてみた。
そしたら、鼻を押さえながら「臭いような場所のこと」だよ、と教えてくれた。
と言うわけで、クリスマスと言うと綺麗なものが一杯のイメージがあるので、何かそんなものだろうと思っていたら、意外にもそのようなみすぼらしい、不衛生な場所で一人お産をしたマリアのことを思い、ひとりごイエスがそのように身を低くして来られたクリスマスの意義に圧倒された(以上概要)・・・
と言ったようなお話だった。


この話を聞いていたHさん曰く、「この『いぶせき』が気になって、気になって…。」


Hさんは「俳句結社銀化」の同人で「葡萄の会」で作句している。

それでその句会に「いぶせき」を使用した俳句を作った。

そしてその句が(思いがけなく?失礼!)銀化主宰に特選に選ばれたのだった。
(今朝その報を伺ってこの記事を書くことを思い立ったわけ。)

いぶせける厩に生まれクリスマス
※この句は早速「銀化句会速報」の葡萄の会(平成26年12月24日)で発表されています。

特選にした選者、中原道夫氏の評は
いぶせける厩は、キリストの誕生の厩。 また、思い通りにならない誕生のひとこま。
だったそうです。


HさんはNHK.BSの「俳句王国」で中原道夫氏が主宰の時ゲスト出演したことがあるそうです。それが縁で「・・・中原先生が、結社立ち上げのときに参加」したそうです。

Hさん曰く、「銀化の句会は、全国に21ヶ所あり、『葡萄の会』は、本八幡で開かれています。葡萄の会の名称も、教会ブログには良いですよね!」とのことです。

中原氏が縁で・・・と言うことでは、この方もそうなのですね。 


ところで 「いぶせき」もそうですが、賛美歌には文語というか昔のコトバがいろいろ残っています。
最近新しい賛美歌が幾つも出てくるようになりましたが、かなり歌詞が口語表現に直されている感じがします。

ゲストの北方さんとも後で話したのですが、この「理解するのにヤサシイ表現改訂」が必ずしも音楽的ではないのではないか・・・。

賛美歌の歌詞というのは「理解するのにヤサシイ」よりも、歌う時の音感が大事なのではないか・・・と言う見方ですね。
 
また「いぶせき」のように少々ムズカシイ言葉や表現があっても、却ってそれが歌詞の意味を深く考える機会になるかもしれません。・・・とは後から思ったことですが。


2014年12月20日土曜日

明日の礼拝お休みの案内

待降節第四主日

巣鴨聖泉キリスト教会での礼拝はありません

12月24日(水) 夕7時~
キャンドルライト礼拝

が年内最終集会となります。

12月28日の礼拝もお休みとなります。

2015年1月1日の元旦礼拝がスタートとなります。
時間は通常と同じ、10時30分~


以上年末年始礼拝は不規則となりますのでご了承ください。

巣鴨聖泉キリスト教会
牧師 小嶋崇

2014年12月17日水曜日

(3)主に神学ブログ⑧

ちょうど取り上げるのにぴったりのサイトが最近立ち上がった。

鏡を通して

は『聖書、神学、その他の随想』をカバーする、日本語のブログとしては割合はっきりとした専門ブログと言えるだろう。

英語圏では「聖書ブログ」「神学ブログ」などと分類され、その中でもさらに専門領域が細分化したブログが色々あるが、日本ではまだそこまでの専門化は到底望めないので、このような専門ブログが満を持して立ち上がったことは、オメデタイことではないかと思う。

ブログ主は、
山崎ランサム 和彦(Kazuhiko Yamazaki-Ransom)
  • 1970年大阪生まれ。東京大学教養学部卒、同理学系大学院修士課程修了。米国Bethel Seminary (M.A.T.S.)、Trinity Evangelical Divinity School (Ph.D.) 卒業。専門は新約聖書学。現在、リバイバル聖書神学校(愛知県新城市)校長。日本福音主義神学会中部部会理事長。
と博士課程を修められた専門家である。

「満を持して」と書いたが、このブログを立ち上げて、いきなり14回連載の使徒たちは聖書をどう読んだか(14) を次々アップされた。

このシリーズは連載(1)に説明されているように、日本福音主義神学会全国会議で発表された論文に基づくもので、一定の問題意識のもとに書かれたもので、(その意味では)単なる「聖書解釈入門」ではない。

(もちろんそのように読んでもいいのかもしれないが・・・。)

現代の福音主義キリスト教会には標準的な聖書解釈法があります。それは「歴史的・文法的方法」と呼ばれるものです。・・・この解釈方法を今一度見直してみようというのが、私の発表の論旨でした。誤解を恐れずあえて言うなら、このシリーズでは、「歴史的・文法的方法」が唯一の「聖書的」な解釈法なのか?ということを考えてみようと思います。

何はともあれ、充実したコンテントが次々アップされているようなので是非ご覧あれ。

2014年12月13日土曜日

明日の礼拝案内

待降節第三主日 クリスマス礼拝

2014年12月14日(日) 午前10時30分
 
交読箇所 詩篇 98:1-11

       ルカ福音書 2:8-14
特別音楽 北方奈津子・内藤真奈

       詩篇118(リコーダーソロ):ファン・エイク作曲

       クリスマスのガヤルド(リコーダー):ホルボーン作曲
       グリーン・スリーブス(リコーダー):イギリス古謡
       クリスマス・カメオ(フルート)):クリスマス・キャロルのメドレー
       主よ人の望みの喜びよ(フルート):J.S.バッハ作曲
 

聖書思巡 「あなたがたのためのしるし」  小嶋崇 牧師

2014年12月7日日曜日

2014「ジュリアの会」作品展

このブログでは2012年の作品展報告に続いて2回目となります。

先日、2014年11月29日と30日に持たれた「ジュリアの会」の作品展の様子を少し紹介して、ご報告させていただきます。
 

もうかれこれ5回目くらいになるので、会場を貸す側も、借りる側も大分慣れてきました。

今回は残念ながら、初日の土曜日はあいにくの雨となってしまいました。

気温も低かったのですが、会場とともに多くの方が展覧に来られました。


ご覧のように、今回はクリスマスがテーマなので、蝋燭や天使などの小物がところどころ入ってにぎやかになっています。


外に回ってみると、



と、タテ看板や塀の中央に大きなリース。




(活水)工房の方はリースなど(主に)ドライのものが展示されました。

ある方が作られたリースはアジサイの花びらが使われていたのですが、なかなか思うような「ブルー」が見つからなくて苦労したそうです。

それに見つかったとしてもかなり大量に必要になり、お財布との相談、と言う苦労もあったそうです。

※これらのアレンジメントの中には、教会の前庭に生えている白樺の枝が使われているのもあります。(全部とは行きませんが)花材が直接庭から供給できるのは理想かもしれませんね。

2014年12月6日土曜日

明日の礼拝案内

待降節第二主日礼拝

2014年12月7日(日) 午前10時30分

 
朗読箇所 ヨハネの福音書 2:1-22

説 教 題 「受肉した御子の栄光」
説 教 者  小嶋崇 牧師

2014年12月2日火曜日

(3)英語圏ブログ紹介⑬

このシリーズ、また前回から間が空いてしまいました。

と言うことで恒例の「これまでのまとめ」。

① Chuck De Groat (The New Exodus)・・・ブログの新アドレスはこちら
② Rachel Held Evans 
③ Tim Gombis (Faith Improvised) 
④ Larry Hurtado 
⑤ Andy Rowell 
⑥ Michael Gorman (Cross Talk)・・・リンク戻りました。 
⑦ Jason Goroncy (Per Crucem ad Lucem)
⑧ Andrew Jones (Tall Skinny Kiwi)・・・ブログの新アドレスはこちら
⑨ Chris Tilling (Chrisendom)
⑩ Nijay Gupta (Crux Sola) 
⑪ Ben Meyers (Faith and Theology)
⑫ James Crossley (Sheffield Biblical Studies)

と、ここまで来ています。

ところで、12番目に紹介したジェームズ・クロスリーは、現在クリス・キースとアンソニー・ル・ダンが始めた、The Jesus Blog、に加わっています。

最近は、このように、複数のブロガーで運営するサイトがかなり増えています。
日本ではこの傾向は殆どありませんが。

さて、今回紹介するホィートン大学のマーク・コーテズは2013年にウェスタン神学校から移ってきた方で、筆者がブロガーとして知っているのは殆どウェスタン時代です。

どちらかと言うと「軽い話題」の多い「神学ブログ」と言う印象でした。

ホィートン大学と言えば「ホィートン神学会議」 と言うのがあり、2010年にはN.T.ライト(当時はダラム大聖堂主教)一人をテーマにした異例の会議がもたれました。

今年、2014年は「聖霊」をテーマにした会議で、コーテズ教授にとっては地元開催の余裕もあってか、5本の記事に纏めてレポートしています。

聖霊についてのホィートン神学会義2014
 WTC14 Spirit 1
 WTC14 Spirit 2
 WTC14 Spirit 3
 WTC14 Spirit 4
 WTC14 Spirit 5

ちょっと斜め読みですが、1番目のサンドラ・リクター(現在はホィートン大学ですが、以前アズベリー神学校でも教えていました)の「聖霊についての聖書神学」は事前になってピンチ・ヒッターでこしらえた講演だったようですが、幾つかのインサイトがあるようです。

(2番目と3番目はスキップして)4番目の「ペンテコステ派」についての講演レポートは結構分量が多く、コーテズさんも関心が高いものだったようです。

ペンテコステ派の由来や、歴史、世界大への広がり、などが講演では語られたようです。

5番目は「聖書解釈における聖霊の働き、照明」と言うことで、ケヴィン・ヴァンフーザー教授。
これも結構面白そうだったようです。


以上講演レポートの内容まではとてもご紹介できませんでしたが、(最近は余り訪れていないながら)英語圏ブログの紹介でした。