2010年9月1日水曜日

パン屋アルル

昔、米国留学中のバークリー時代、お世話になったイーストベイ・フリーメソジスト教会。
当時日語部牧師をしておられたのが梅北伸雄先生(残念ながら若くして主の御許に召されました)。

梅北先生はグラフィック・デザインの勉強をなさりに米国に来られたが、後に牧師になられた。
当時教会では何人かの青年たちが、「教会の案内・パンフレット」製作に知恵を絞っていた。
そしてアイデアとして結実したのが「ベイ・エリア観光マップ」。
ベイエリアのイラストに、教会を書き入れる、と言うアイデア。

梅北先生自身による、遠近法でデォルメしたベイ・エリアの鳥瞰図のようなイラスト。
フリー・ウェイから教会へとパッと見て分かる見事な絵地図。
今もどこかに残っていると思う。
あんな教会案内、思いついたのは多分他にはいなかったと思う。そのくらい斬新だった。
残念なことに印刷までには至らなかったと記憶している。

当ブログの最初の頃、「教会パンフレット」を紹介したが、バークリー時代のアイデアの一端はこれに活かすことができたのではないかと思っている。
要するに「教会」だけを案内するのではなく、「教会と地域」を一緒に紹介する案内、が言わんとしたことで、大分導入に時間を取ってしまった。


当教会のパンフレットの地図には、半径100メートル余にあるお店などを幾つか紹介している。
パン屋のアルルはその中で一番と言っていいほど繋がりが深い。

何せアルルのパンを毎日食べているから。
普段食べているのは、天然酵母の食パン。
聖餐式の時に使用するのは直捏ね食パン。

「個性パン創造アルル」

「アルルの親父(パンG)は話し好き」とホームページに書いてある通り、本当に話し好き。
当方木工を趣味とするが、パンGはできれば大工になりたかった、とか話に聞いたことがある。
話し好きなだけでなく、研究心旺盛で色んなパンを試作する。
アレルギーの人のためのパンや、無塩パンなども作っている。
テレビや、雑誌で取材されることも多いので聞いたことがある人も中にはいるかもしれませんね。
通販もしていて、全国あちこちから注文が来るようです。

日本人的には『日毎の糧』(主の祈り)、と言うとまだお米ですが、朝食はパンという方は意外に多いのでは・・・。

関心持たれた方は、どうぞウエッブサイトをご覧ください。 

9 件のコメント:

  1.  ご紹介いただき、大変恐縮しております、
    パン屋のオヤジパンGで~す、
    巣鴨聖泉キリスト教会さんとは長~いお付き合いです
    と言うよりも、お付き合いいただいております
    もう20年…いや、30年近くになるでしょうか
    お父様が天然酵母食パンを毎回1本(3斤)
    お買い求めになります、大事に抱え込むような形で
    最初のころはひょうひょうとした感じで
    どなたでもそばに寄りたくなるような、
    親近感というのでしょうか、
    いやもっと温かく包容力のあるお人柄です
    牧師さんという立場からにじみ出る大きな人に感じます
    ご家族の皆様ともお顔をお合わせすることも多く
    お話していても安心し、なぜか心が癒されます
    それでは。

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  2. さすがに素早い反応、早速のコメントありがとうございます、パンGさん。
    コメントを頂いたのは開設時に続いて二回目ですね。
    また忘れた頃に訪問ください。
    どうやら今のところ毎日更新が続いていますので・・・。

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  3. いやいや、どうも (^^ゞ
    忘れないうちにやってまいりました

     疑問に思うところがあるのですが
    世界の大きな宗教は、開祖の教えから分派する形が
    あるのが気になります
    大きなところではアイルランドのプロテスタントと
    カトリック、イスラムでもシーア派とスンニ派
    日本でも日蓮宗など同じような傾向にあるように
    思います、各宗派は更にその下にいくつもの派があります
    人間だからでしょうか。

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  4. ご質問ありがとうございます。

    難しい問題です。
    現象としては明らかですが、なぜここまで分派・分裂してきたかは様々な要素があるため一括りでは語れません。
    キリスト教に限って言えば、所謂「分派」はプロテスタント、つまり1500年代以降の現象です。
    分派は教理などについて見解が割れ、相互に容認できない深刻な所まで行った結果です。その意味で「人間だから」と言うのは、「そうですね。」と答えても構わないでしょう。(もちろんそこまで高尚な理由でなく分派する例も多々ありますが・・・。)
    でも宗派間の抗争・戦争は単に「教理上の見解の相違」だけではなく、地域間闘争の面があります。どうしても政治的な要素が絡んできます。
    キリスト教の視点から言うと「自由」と「良心」による分離は結果として致し方ないとしても、和解と一致に向かうことが目指されます。そう言う一致運動のことをエキュメニズムと言います。
    どこまで自覚しているかは別として、「キリストの教会は一つ」は、すべてのキリスト者が取り組む必要がありますね。
    回答になりましたでしょうか。
    またの“来店”をお待ちしています。

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  5. ありがとう御座います
    そうですね、大きな派の流れ云々よりも
    牧師様のお考えのように、広いお考えで
    一人ひとりが巣鴨聖泉キリスト教会の
    教えに従い行動することなんでしょう
    巣鴨聖泉キリスト教会の家族の皆様と
    長くお付き合いして聖職者として尊敬しております
    これからもご指導のほど
    よろしくお願い致します。

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  6. コメントの続きありがとうございます。
    聖職者とは言いますが、ごく平凡な一クリスチャン、一市民がベースです。
    普通においしいご飯(アルルのパンも)を食べて、仕事して、良く眠れることが幸せなことだと思っています。
    これ『主の祈り』の内容とかなり重なることだと思います。
    こちらこそ今後とも良いお交わりをお願いします。

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  7. しばらくぶりに訪問させていただきました。アルバイトで電動自転車で弁当の配達をしております、最初はワタミの高齢者向けの弁当配達でした、その後に世田谷豪徳寺のベネッセパレット、今年の1~2月は月島にあるお弁当屋さんで銀座や神田周辺のオフィスビルへの配達で築地や日比谷と普段は行かないような場所でした、まさか銀座の4丁目周辺をママチャリで配達するとは…

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    1. お久し振りのコメントをありがとうございました。
      パンGさんが弁当配達?と思う方もおられるかと思いますが、とにかく身体を動かしていたい方のようですので。これからも健康に留意して走りまくってください。

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  8. こんにちは、このページに訪問するのは久しぶりと言いますか、何年ぶりになります、パン屋のオヤジpanGはパン屋の二代目に営業を移行し船橋に中古住宅を購入、隠居庵として居住、前居住者が残していった梅の木に実が実り梅ジャムを作ったり、二坪ほどのミニ花壇にトマトやキュウリの苗を植えたりして成長を楽しみ、花を愛でて実った果実をおいしくいただいております。船橋に居住してからは運動の意味合いで3時間ほどの仕事でヤマトのメール便の配達や新聞の集金で体力の温存に努めてます。

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