2013年11月30日土曜日

明日の礼拝案内

待降節第一 主日礼拝

12月1日(日) 午前10時30分

朗読箇所 テサロニケ人への手紙第一 2:1-16
説 教 題 「ご自身の御国と栄光とに召してくださる神にふさわしく歩むように」
説 教 者 小嶋彬夫 牧師

《説教メモ》
パウロの働き-福音の宣教
1.根元は神との交わり
2.現出は聖徒の交わり

2013年11月27日水曜日

クリスマス・リース作り

次の日曜日から待降節となります。

日本ではクリスマスは殆んど国民的(?)行事。
リースを飾ったり、作ったりする人も増えているような印象です。

当教会と関係の深い、ご自宅でフラワー・アレンジメントの教室を主宰しているY田さんを講師に「クリスマス・リース作り」 教室が、11月9日(土)持たれました。

台となる輪っかは、教会の前庭に生えている白樺の枝を使いました。

約10数個の台を用意するため、大分枝を切りました。

直径約30センチ弱の台を作るには長さにして1m強の細い枝が必要ですが、一つの台に最低でも10本近く要ります。

そして枝を束ねて台の形に整形するまでが割りと時間がかかるので、これは事前に準備。


当日はこの台に葉っぱや木の実やオーナメントなどを付けて行く作業。
殆んどがナチュラルな素材ですから、その辺で売っているリースとは一味も二味も違います。


午後1時開始で、約2時間で完成しました。

完成後はお茶をしながら少しおしゃべり。

参加なされた方々、楽しいクリスマス・シーズンをお過ごしください。

2013年11月25日月曜日

召天者記念礼拝

最近更新が減っているので、簡単ながら今月の過ぎし事柄を幾つかメモ風に書きつけておこう。

2013年11月3日
召天者記念礼拝

巣鴨聖泉キリスト教会(前身のインマヌエル時代も含めて)にとって初めてのことでした。

教会墓地もなし、召天者も教会のサイズに比例して少なく、余り注意を払ってこなかったため、これが初めてと相成りました。

礼拝では6名の召天者について、教会の歴史と合わせながら思い出が語られました。
礼拝後の茶話会でも、色々と故人を偲ぶエピソードが語られました。



やってみて思うことは、以下に仏教と比較して「物故者(召天者) 」に対する宗教的儀礼が(プロテスタント、しかも当教会と言う例外的ケースだが)なさすぎるか、ということ。


キリスト者の葬儀の場合は、一種の「証し」とか「伝道」と言う角度からその内容を考えたりすることがあるが、それ以後はなかなか「アフターケアー」をさぼりがち。

そこ行くと(余り詳しく知らないが)仏教は「法事」がお寺の宗教的行事の中心的なもの(?)として営まれている。

これは教役者の見識にもよるのかもしれないが、筆者のような「クリスチャン家庭」に育った者には、召天後は最早「思いの中」にはいても、具体的な場所(墓所)や所作を通して「故人と思いを交わす」みたいなことはないので、自然とドライになりやすいように思う。

まっ、日本人の心性にとっては墓前報告みたいに「(故人に)話しかける」文化は大切なのだろうな。

そんなこんなを考える機会となりました。

2013年11月23日土曜日

明日の礼拝案内

収穫感謝 主日礼拝

11月24日(日) 午前10時30分

朗読箇所 使徒の働き14:8-16
説 教 題 「賢い管理者」
説 教 者 小嶋崇 牧師


※昼食会があります。

2013年11月22日金曜日

大和郷の変容

巣鴨聖泉キリスト教会のHP『プロファイル』で「大和郷」としてリンクを貼っていた「巣鴨百選」サイトがいつの間にかなくなっていた。

現在「大和郷」で検索しても出てくるのは大半が住宅情報。
盛んに「高級住宅地」とか「セレブ」とかの言辞を操って広告しているが、最早現在の大和郷には往年の「閑静な住宅地」の面影は少ない、と言ったら言い過ぎだろうか。

大分前から相続税対策で敷地が分割され、庭の少ないハウスメーカーによる住宅が増えてきただけでなく、会社・企業などが入り込んできている。

それに低層階とは言えマンションも増えた。

そんな最中昨年の4月頃だったか、急遽持ち上がったのが「納骨堂ビル建築計画」だ。
場所は大和郷と言っても巣鴨駅に近い場所で暫く空き地となっていたのだが、台東区だったかにある寺が、恐らく「建築屋(デベロッパー)」のような会社と手を組んで企画したものだろうと思う。

たちまち反対運動が立ち上がり、大和郷会、巣鴨一丁目会、それに近接する学校である大和郷幼稚園や文京学院などが協力して、建設反対署名運動を展開し、結果その建築計画は立ち消えとなった。

現在はその土地にマンションが建とうとしている。


これが新聞折り込み広告。
大和郷全体が入る航空写真だか、合成写真だか・・・。



当教会も辛うじて認識できる。
(画像中央緑の向こうに見える建物。緑は児童公園の欅だろう。)

庭を持った低層住宅が「ブランド」の基礎だろうに、それを広告文に最大限利用して、みすみす「良好な住宅景観」を破壊していくマンション業者には「なんだかなー」である。




2013年11月20日水曜日

自由学園明日館がテレビ番組に登場

先日ご紹介した自由学園明日館がテレビ東京の番組で取上げられるそうです。


美の巨人たち

放送日:11月23日(土) 22:00~22:30 

11月23日は、フランク・ロイド・ライトの「自由学園明日館」。空間作りの魔術師が、初めて手がけた小さな学校。建物の随所にちりばめられた、仰天の仕掛け。そして日本の子供たちに残した、ライトのメッセージとは?お楽しみに…。(サイト紹介文)

ご関心ある方はどうぞお見逃しなく。
 

2013年11月16日土曜日

明日の礼拝案内

主日礼拝

11月17日(日) 午前10時30分

朗読箇所 ピレモンへの手紙 1-25
説 教 題 「兄弟の輪、祈りの輪」
説 教 者 小嶋崇 牧師

《講解メモ》
パウロ書簡の学び(118)
コロサイ・ピレモン(21)

2013年11月13日水曜日

簡単調理試してみた!

先日NHKの「ためしてガッテン」でパスタ簡単調理法をやっていた。

それはパスタを予め水に浸けておく、と言うもの。

するとパスタが水分を吸ってグンニャリとなり、それを具材と炒めるなどすれば、パスタに火を通すのは1分程度でオーケーというもの。

これはやってみなくては、と思い先日試してみました。

アメ横で買った安目のパスタ(通常はディチェコを使うのですが)でやってみました。

テレビではパスタの太さにもよりますが、20-40分位でグンニャリとなるはずなのですが・・・。

1時間経っても殆んどそのような状態には変化せず。
むしろ少し小麦粉が水に溶けてきているように濁っています。

結局気を取り直してゆで直し、調理しました。

どうやら失敗だったようです。

なぜだか考えてみたのですが、思いつくのはパスタの値段と、開封して暫く時間が経っている、ということだけ。

どうなんでしょうね・・・。

ちなみにその時の番組の内容はこちらです。

話題替わって今度はゆで卵

先日朝日の投書欄にこういうのがありました。


ゆで卵ってあの薄皮むくのが面倒ですよね。
ツルンとむける時もあるけど、むけない時はイライラします。

やれっ茹で上がったらすぐ水に入れろ。
水に入れる前に殻をある程度割っておく。

くらいのことは試したことはありますが、だめな時はダメです。

この投書を読んで早速やってみることにしました。

沸騰した湯にゆっくり卵を入れ5分ほど茹で、後は火を止めて2分鍋の中に入れておく。
それから取り出して水に入れ3分冷やす。

それだけ。

あーら不思議、本当にするする皮がむけました。

お試しあれ!

2013年11月12日火曜日

鎖国の影響が強い

時々図書館へ行って本を借りてくる。

豊島区には区立の図書館が7つくらいあるが、筆者が住む場所から一番近いのは「駒込図書館」だ。
JR駒込駅のすぐそば。

先日、日曜日の午後、散歩の帰りに駒込図書館に立ち寄った。

ちょっと気になっていた本があったので、書架から探してみたが見つからず、たまたま目に付いた、ドナルド・キーン対談集『日本の魅力』を借りてきた。

出版されたのはもう30年以上前、1979年だ。

ドナルド・キーンと言えば、東日本大震災以後、終の棲家を日本に選び、現在東京都は北区に住んでいらっしゃるご様子。
筆者の毎週の散歩コースに入れている霜降銀座商店街でもその姿を見かけたことがある、と誰かから聞いたっけ。

本に戻って、対談集と言うことで色んな方々との対談が載っているのだが、その中で加藤周一との対談もあった。
二人とも外国に長く住み、外国語が堪能な上、文学を専門にしているということで、そのあたりが面白いかなと思って読んでいた。

俳句の話題になって、キーンさんはこんなことを言っている。
日本人は今でも、鎖国の影響が強いと思います。日本人は鎖国は悲劇だと思っていても、アタマの別のところでは、外国人は日本のことは知ってはいけない。知っては困るという考え方があると思います。お箸を使えないような外人を歓迎しますし、尊敬します。お箸を上手に使えるような外人は、変な外人です。言葉を上手に使える外国人は、外国人らしくない外国人で、あんまり尊敬されていないのです。それは不安を感じるからです。自分に、他の人にないようなものがあると言う事を信じたいと思うのではないでしょうか。それは一種の悪口のように聞こえますが、各国にその国独特の精神的弱点がありますが、日本人の場合、鎖国の遺伝というものがあると思います。(62-3ページ)

これを読んで思うのだが、筆者は北米に少々長く住んだが、よほどの田舎でもない限り外見だけで「外国人」と見定められ、英語で話すのをゆっくりにしたり、加減したりなどと言うことは余りなかった。
生活している限りは「英語をしゃべる」のは「外国人」でも当たり前、ということだ。

しかし日本ではどうかと言うと、「外国人」は日本語を話せないことが前提になっている風だ。

但しこの流れで言う時の「外国人」とは、大体が「白人」だ。
(特にアジア系だと外見上見分けが曖昧になるので、微妙な距離感の「外国人」にされてしまいやすいと思う。)

道ですれ違う白人外国人に、たどたどしい日本語で道を聞かれて、わざわざ拙い英語で答えようとする日本人は多いのではないか。

また白人外国人がちょっとだけ日本語が出来ると、えらく感動して「お上手」などと評したりするのも良くあることだ。

確かに余りにも日本語が好く話せる「外国人」は少なからず警戒心を覚えるのではないかと思う。
キーンさんがそれを「鎖国の遺伝」と呼ぶのはいささかどうかと思うが、しかし案外鎖国のメンタリティーと言うのはどこかで受け継いできてしまっているのかもしれない。

ちょっと飛躍するが、日本語がぺらぺらな外国人に対する警戒心と、よく言われる日本人の英語コンプレックスとは表裏一体の関係ではあるまいか・・・。

2013年11月11日月曜日

大台到達

昨日から今日にかけて、通算ページヴュー数が10万を越えた。

ブログをやっている人には1つの目標か、とも思ったのでご報告申し上げ、同時にこのブログを訪れてくださる読者の方に一言お礼を。

ブログ開設2周年(2012年7月3日)の時点で、総ページヴュー数が「55,400を越えたところ」とあるので、2年経たずにほぼ同じ閲覧数を達成したことになるが、振り返ると、ブロガーとしては段々力が落ちているのに・・・と反省の方が多い。

何とか続いているので近未来に「ゾンビー・ブログ」になることはないと思うが。

ご報告だけでは物足りないので、ページヴュー数の高い順から記事を紹介してみようと思う。

左側コラムに「人気の投稿」としてベスト10は表示してあるが、調べて見るとこれは余りアップ・ツー・デートではないし、正確でもない。

佐藤優「キリスト教神学概論」・・・2180
北川東子と教養・・・2099
牧師と言う職業・・・1403
自然災害と宗教的解釈・・・1143
福音派は今どこに?・・・1014
王なるイエスの福音・・・916
「ホットスポット巣鴨」のその後・・・910
ニュー・パースペクティブ・オン・パウロ・・・776
信仰の他流試合・・・728
これで説教?・・・592

と言うわけで左コラムのベスト10には出ていなかったニューパースペクティブ・オン・パウロが意外にも多かったことが判明しました。

以下ベスト11-20まで紹介しておきます。(20位が2つなので21になりますが。)

11. リチャード・ボウカム「イエス入門」・・・510
12. チャールズ・テイラー「自我の源泉」・・・498
13. ハーメニューティックス(解釈学)・・・478
14. 巣鴨がホットスポット?・・・448
15. 自然災害と終末論的解釈・・・443
16. ジョン・ストット(1921-2011)・・・418
17. お一人様クリスチャン・・・395
18. 「福音の再発見」発売・・・375
19. 牧師の独身・・・368
20. 公共の神学・・・349
20. 主に神学ブログ1・・・349

というわけでした。

2013年11月10日日曜日

(3)「福音」の捉え方

最近は神学的な話題はこのブログではご無沙汰していますが、担当しています他のブログではそれなりに書いています。

それで久々に「難易度」を付けてみましたが、それはこれからご紹介する記事の方の内容です。

先ずは記事の方ですが、スコット・マクナイトの「福音の再発見」ファンサイトに先ほど投稿しました。
こちらの記事。

また難易度はグンと上がって(5)になりますが、N.T.ライト関連で『イエスの復活の身体①』 と『イエスの復活の身体②』、をN.T.ライト読書会ブログの方に書いています。

と言うわけで、最近更新が少ない「言い訳」でした。

2013年11月9日土曜日

自由学園明日館

以前から「行け、行け」と言われていたのが自由学園明日館。

設計がフランク・ロイドロライトによる、と言うのは有名で、池袋にあるから簡単に行けるのだが、なかなか行く機会を得なかった。

11月4日、文化の日の振り替え休日(と言っても筆者のような牧師には休日かどうかは余り関係ないが)、お昼を先日ご紹介したル・ピラートで済ました後、行きました。

と言うのも「招待券」があったのだが、有効期限がこの日だったわけだ。

都内なので幾らか広々とした敷地に見えるが、建物もそれほど大きいわけではない。
いやむしろこじんまりとした感じ。

館内に入ってみて先ず木造建築の居心地よさを感ずる。
と言っても大谷石もふんだんに用いられていて、石と木のハイブリッド建築と言った感じだ。


これは教室に用いられていた部屋だが、天井の勾配が下に降りてくる、と言うかこの角度をつけた天井の味わいが壁や窓や建具などの様々な小さなスペースのデザインに移されてきている感じ。


筆者も「活水工房」を建てた時、設計士が筆者が自作するようにと、合計6枚のドアのデザインをしてくれたが、それには1-2箇所角度が付けられていたのだが、これがなかなか作る側からすると厄介なのだ。

部材をカットする時ピッタリ寸法ではないため、少し余裕を持ってカットした後、少しずつ削っていって、最終的にスポッと入るように調整する。とても時間と根気が要るのだ。

しかしこの窓のデザインはそんな筆者から見ると滅茶苦茶ややこしい。
なんでこんなに・・・と思うほどだ。

大工さんはきっとぶつぶつ文句を言いながら作ったに違いない。(とは失礼な言い方か。)


こんな場所で授業を受けることが出来て、自由学園の生徒たちはそれだけでも「しあわせ」な感じがしたかもしれないな。


講堂(チャペル兼?)はいささかごつい感じがしないでもない。
弟子の遠藤新の設計とのことだが、ライトの柔らかさが少し足りない感じかな。

全体としてはかなり色んな幾何学模様というか線が多用されているのだが、それがくどく感じない程度に全体がデザイン的に統一されているように感じた。

建物の中で一番居心地よく感じたのはやはり食堂かな。
招待券でコーヒーとケーキをただでいただきました。

そう言えば「ショップ」の方には奥村昭雄デザインの椅子が置いてあった。
木の風合いを活かしたごつく見えるが親しみを感じるフォルムだ。

明日の礼拝案内

主日礼拝

11月10日(日) 午前10時30分

朗読箇所 ピレモンへの手紙 1-25
説 教 題 「愛は期待する」
説 教 者 小嶋崇 牧師

《講解メモ》
パウロ書簡の学び(117)
コロサイ・ピレモン(20)

2013年11月2日土曜日

明日の礼拝案内

召天者記念礼拝

11月3日(日) 午前10時30分

朗読箇所 ローマ人への手紙 8:31-39
説 教 題 「キリストの愛」
説 教 者 小嶋崇 牧師

※11月9日(土)、クリスマス・リース作り教室
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