現在「大和郷」で検索しても出てくるのは大半が住宅情報。
盛んに「高級住宅地」とか「セレブ」とかの言辞を操って広告しているが、最早現在の大和郷には往年の「閑静な住宅地」の面影は少ない、と言ったら言い過ぎだろうか。
大分前から相続税対策で敷地が分割され、庭の少ないハウスメーカーによる住宅が増えてきただけでなく、会社・企業などが入り込んできている。
それに低層階とは言えマンションも増えた。
そんな最中昨年の4月頃だったか、急遽持ち上がったのが「納骨堂ビル建築計画」だ。
場所は大和郷と言っても巣鴨駅に近い場所で暫く空き地となっていたのだが、台東区だったかにある寺が、恐らく「建築屋(デベロッパー)」のような会社と手を組んで企画したものだろうと思う。
たちまち反対運動が立ち上がり、大和郷会、巣鴨一丁目会、それに近接する学校である大和郷幼稚園や文京学院などが協力して、建設反対署名運動を展開し、結果その建築計画は立ち消えとなった。
現在はその土地にマンションが建とうとしている。
これが新聞折り込み広告。
大和郷全体が入る航空写真だか、合成写真だか・・・。
当教会も辛うじて認識できる。
(画像中央緑の向こうに見える建物。緑は児童公園の欅だろう。)
庭を持った低層住宅が「ブランド」の基礎だろうに、それを広告文に最大限利用して、みすみす「良好な住宅景観」を破壊していくマンション業者には「なんだかなー」である。
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