鏡を通して
は『聖書、神学、その他の随想』をカバーする、日本語のブログとしては割合はっきりとした専門ブログと言えるだろう。
英語圏では「聖書ブログ」「神学ブログ」などと分類され、その中でもさらに専門領域が細分化したブログが色々あるが、日本ではまだそこまでの専門化は到底望めないので、このような専門ブログが満を持して立ち上がったことは、オメデタイことではないかと思う。
ブログ主は、
山崎ランサム 和彦(Kazuhiko Yamazaki-Ransom)
1970年大阪生まれ。東京大学教養学部卒、同理学系大学院修士課程修了。米国Bethel Seminary (M.A.T.S.)、Trinity Evangelical Divinity School (Ph.D.) 卒業。専門は新約聖書学。現在、リバイバル聖書神学校(愛知県新城市)校長。日本福音主義神学会中部部会理事長。
「満を持して」と書いたが、このブログを立ち上げて、いきなり14回連載の使徒たちは聖書をどう読んだか(14) を次々アップされた。
このシリーズは連載(1)に説明されているように、日本福音主義神学会全国会議で発表された論文に基づくもので、一定の問題意識のもとに書かれたもので、(その意味では)単なる「聖書解釈入門」ではない。
(もちろんそのように読んでもいいのかもしれないが・・・。)
現代の福音主義キリスト教会には標準的な聖書解釈法があります。それは「歴史的・文法的方法」と呼ばれるものです。・・・この解釈方法を今一度見直してみようというのが、私の発表の論旨でした。誤解を恐れずあえて言うなら、このシリーズでは、「歴史的・文法的方法」が唯一の「聖書的」な解釈法なのか?ということを考えてみようと思います。
何はともあれ、充実したコンテントが次々アップされているようなので是非ご覧あれ。
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