2017年3月6日月曜日

(1)あなたは「神学者」ですか?

(警告: これはかる~い読み物です。)

あるいは「あなたも神学してますか?」と言い換えてもいい。

でも誤解を避けるために・・・

 (1)「なぜこうなのか」と物事の由来や因果関係を考える時に「神」ファクターを(ある程度)当たり前のように入れて考える(意識する)

 (2)上記の思考習慣を職業的に専門的に行っている

と整理すると、(2)が「神学者」と呼ばれる人たちで、(1)がその他多くの方々、となるのではないか。

(1)は拡大解釈すれば特に「信仰」や「宗教」を持たない方も、時と場合によっては「神学している」ことになると思う。

(1)のタイプの方々の「神学的思考」は生活の隅々で発生したりもするが、時間をかけて工夫して考える(省察する)までに至らないので未発達・未整理のままということが多々あろう。

これに対して(2)のタイプの方々は様々な方面から浮上してきた「神学的問い」をその方々が属する伝統に蓄積された文書類を参照しながらそれらの問いを深め、関心を持つ方々にその成果を問う・・・ことを生業としていることが多い。
※英語の方の表現で、「神学者は(生きている人よりも)(神学書を残した)死んだ人々と仲良くしている人たちだ。」のような言われ方がある。

これ以外、つまり(1)でも(2)でもない方々は差し詰め「世俗主義」下の温室育ちで、意図的にそうしているのではなく、たまたま「神」ファクターが全く選択肢にない人々、ということになろうか・・・。
※そのような方が実際にいることを電話カウンセリングで知りました。

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