元旦礼拝
賛 美 わが友にますあがないぬし 47番(※)
※YouTube動画を利用できる方は、以下のリンクで「わが友にます(歌詞表示あり)」の演奏をご利用ください。
https://www.youtube.com/watch?v=MBKBpvz6tNA
聖書朗読 エペソ人への手紙 5:29-32
わが身を憎んだ者は一人もおらず、
かえって、キリストが教会になさったように、
わが身を養い、いたわるものです。
わたしたちは、キリストの体の一部なのです。
「それゆえ、人は父と母を離れてその妻と結ばれ、二人は一体となる。」
この神秘は偉大です。
わたしは、キリストと教会について述べているのです。
(エペソ 5:29-32、新共同訳)
黙 想 「キリストと教会」
静思祷告
主の祈り
【解説】
主の年2021年、新年明けましておめでとうございます。
もう今年で10年となる東日本大震災。当時「絆(きずな)」ということがよく話題にされました。
昨年はコロナで「三密を避ける」ということで「人との間」、距離の置き方をいろんな場面で学習させられました。
社会的な面から言えば、いまの時代「孤立」の問題はすでに様々な局面で露わになってきました。
「人がひとりでいるのは良くない。わたしは人のために、ふさわしい助け手を造ろう。」
(創世記2章18節)
神が人を創造された意図の中に「助け合う」ことがありました。
社会がいろんな意味で便利になり、いろいろな「助け手」がサービス業として発達したおかげで、逆に「助け合う」ことが難しくなってきているように思います。
コロナ感染拡大が一層厳しくなり、医療提供体制がひっ迫する中、医師会連合から出された緊急事態宣言に呼応して私たちは「集会中止」を選択しました。
神を愛する、教会を愛する、隣人を愛するからこそかえって集まることを中止することを選択しました。それは「自分を感染から守る」ことがすなわち「医療体制を守る」ことに繋がると考えたからです。
どのように「助け手」となるかは、その時の状況・現場に出くわして判断しなければなりません。それこそ「こころ」を鋭敏に働かせなければなりません。
2021年も「キリストと教会」の関係に学び、神と人とを愛して、「支え合う教会・社会」を目指していきたいと思います。