生きていれば誰だって、ごはんを作ったり、家族の世話をしたり、他人とぎくしゃくしたりすることの繰り返しだ。お金の計算もしなくちゃいけないし、ヘンなところにおできができて憂うつになることもある。そんな日々の中で美を見つける難しさ……だから、詩人というのは本当に大切な存在なのだと思う。— 松村由利子 (@yukoshka) 2016年8月23日
一日の仕事を終えて帰宅する。その日、起こった物語を話す。テレビやラジオでさらに物語に耳を傾ける料理をしたり。食卓を整えたり、家族のために何百と行う、単純でしかも深みのある儀式のことである。そして言う。「これが私たちだ。」「(独身であれば)これが私だ。」「ここがまさに私たちが私たちである場所だ」と。そして一輪の花を飾り、家をきれいにする。折々にそのすべての意味を語り合う。(N.T.ライト『クリスチャンであるとは』第4章「美」から)
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