東京なう。車内でずっと先日の上智大学での講演テープ起こしのゲラリタッチ。40分もしゃべったので、話の長いこと。講演は話しておしまいで終わらずに、あとでこの仕事が付いてくるのがつらいです。また講演では「言わなくてもいいこと、言わない方がいいこと」ばかりしゃべるのです。— 内田樹 (@levinassien) 2017年1月10日
《観察1》
まあ「40分の講演」というと、説教としては長い方になりますね。
《観察2》
「説教原稿を読む説教」だとこう言う苦労はありませんが・・・。
その場合でも「会衆とのラポート」のため挿話の一つや二つは入れるでしょうが。
ラポート: 心が通い合って[互いに理解し合って]いる状態.「・・・講演では『言わなくてもいいこと、言わない方がいいこと』ばかりしゃべる・・・」のは、ラポートを求めすぎて脱線しやすい、ということもあるかも。
話の上手い人は往々にしてこの誘惑に負けやすいのでは。
《観察3》
筆者は「説教要旨」だけプログラムに書いておいて、実際は「時間内に収める」ことを枠としてある程度自由に語ります。
終わってから「予定・予想していなかったことを語った」中で、記録に留めておきたい気持が出る時はありますが、あえて「説教集」のような形にすることは今は考えていません。
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