2014年2月9日日曜日

(4)スラヴォイ・ジジェク

最近少しずつ耳にするようになったスラヴォイ・ジジェク。

今日は図書館で彼の「ポストモダンの共産主義」を借りてきて読み出した。

初めて彼の名前を耳にしたのは数年前だろうか。
一応「面白そうだな」と思ったがそのままにしておいた。

先日アップした政治神学を書いている時にも何度もジジェクの名前に出くわした。
そろそろ読み時か、と思い借りてきたわけだ。

そんな流れでユーチューブを探していたら、こんなのがあった。



面白かったので思わず2本とも見てしまった。

一緒にいるのは、ウィキリークスのジュリアン・アサンジ、司会しているのはエイミー・グッドマン。

昨年特定秘密保護法が通過した背景にはデジタル社会における情報漏洩があるわけだが、情報公開を巡る政治権力、企業、マスメディアとの駆け引きが紹介されていてそれも面白い。

中でジジェクはユダヤ・キリスト教の遺産としての私的空間における思索の自由(神学すること)、みたいなことに言及していたが、あるいは佐藤優の同志社大学神学部で「・・・虚学であるが故に、危機的な状況で人間の役に立つ神学という不思議な知・・・」と説明していることと通底するところがあるかもしれない。

その他、京都大学の芦名教授のキリスト教学(特殊講義)でも取上げられている。

ジジェクの神学思想の特徴については、ベン・マイヤースの「信仰と神学」ブログで少し紹介されている。(リンク




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