2015年11月7日土曜日

明日の礼拝案内

主日礼拝

2015年11月8日(日) 午前10時30分


朗読箇所 Ⅱヨハネの手紙1-13

説 教 題 「歴史のイエスと信仰のキリスト」
説 教 者 小嶋崇 牧師


《現代キリスト教入門》10

 正典福音書はすべて、イエスをその世界から見ることを主張している。・・・イエスと福音書の歴史的な学びが必要な理由のひとつは、この世界だけではなく教会自体も、福音書が本当は何を語っているのかを繰り返し思い起こすことが必要だからである。・・・

 正典福音書は、ずいぶん前にさかのぼれる口伝と記述の両方の資料をまとめたり、それを元にしたりして書かれている。その資料は初期のクリスチャンの時期のもので、イエスの弟子たちがまだ生きて活動していたときであるだけではなく、他のかなり多くの目撃者、反対者、行政官たちが回りにいて、台頭しつつある新しい動きに注目し、広がりつつあるうわさを耳にしたり、それに反対する話が流布したりした当時のものである。(141ページ) 
 N.T.ライト『クリスチャンであるとは』(上沼昌雄訳、あめんどう、2015年)

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