そのガチンコがあった1966年10月18日から50年経った、という回顧記事がゴスペル・コーリションに掲載されている。
ジャスティン・テイラーがマーティン・ロイドジョンズの意義を評価する論文集、Engaging with Martyn Lloyd-Jones: The Life and Legacy of ‘The Doctor’ (Inter-Varsity Press, 2011)、の編者であり、ジョン・ストットとのガチンコについての論文も書いたアンドリュー・アザーストン(Andrew Atherstone)にインタヴューしている。
その中で以前ブログで書いた
次のようなエピソードが残っている。このエピソードについてのより詳細な解説が記されている。(ほんの一部を引用)
1966年ロンドンでのとある会合で二人は教会論争で激しくぶつかった。
ロイドジョンズは神学的に雑多な人々が混じっている英国国教会を嫌い、福音派の人たちを引き連れて出よう、と言うようなことを主張した。
しかしそのすぐ後登壇したストットはその動きに抗議したのであった。
So what did Lloyd-Jones say exactly, and why was it so controversial?
At its heart, Lloyd-Jones’s address was a call for visible unity among evangelicals to match their spiritual unity. He lamented that they were divided among themselves and “scattered about in the various major denominations . . . weak and ineffective.” But he believed the ecumenical turmoil of the 1960s presented “a most remarkable opportunity” to rethink evangelical ecclesiology along New Testament lines.書評も読み合わせてみるとある程度イメージが浮かんでくるが、こんな感じではないだろうか。
In particular, he argued that evangelicals were guilty of “the sin of schism” for remaining visibly separated from each other, while being visibly united in their denominations to people who denied the gospel essentials. “I am a believer in ecumenicity,” he provocatively declared, “evangelical ecumenicity!” Evangelicals should not be satisfied with unity merely through parachurch networks and societies, Lloyd-Jones insisted, but should come together in “a fellowship, or an association, of evangelical churches.”
既に一部の教職者たちが国教会を出て福音主義のグループを形成する動きが出ているところに、このロイドジョンズのアッピール(どんな福音主義組織を作ろうとしているのか具体的な部分は曖昧だが)が(既に始まっていた)離脱の動きを加速することを懸念したストットが、ロイドジョンズの降壇後に(礼儀も弁えず)激しく非難した。
ということらしい。
詳細について興味ある方は、是非ここに紹介したものを直にお読みください。
(※アザーストンさんはかなり精力的に「現代(英国)福音主義」の歴史を著作しているみたいです。ウェブサイトをご覧ください。)
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