2020年6月6日土曜日

明日の主日 自宅礼拝ガイド

主日礼拝

2020年6月7日(日)

賛  美  イエスきみはいとうるわし 8番(※)
 
聖書交読  詩篇37:23-40
使徒信条
聖書朗読  使徒の働き3:1-10

   ペトロは言った。
   「わたしには金や銀はないが、持っているものをあげよう。
         ナザレの人イエス・キリストの名によって立ち上がり、歩きなさい。」
   そして、右手を取って彼を立ち上がらせた。
   すると、たちまち、その男は足やくるぶしがしっかりして、
   躍り上がって立ち、歩きだした。
   そして、歩き回ったり躍ったりして神を賛美し、
   二人と一緒に境内に入って行った。
     (使徒の働き3章6-8節)
   シモンは、「先生、わたしたちは、夜通し苦労しましたが、
   何もとれませんでした。しかし、お言葉ですから、
   網を降ろしてみましょう」と答えた。(ルカ福音書5章5節)
黙  想  「立って、歩く」(↓解説)
静思祷告
主の祈り

※YouTube動画を利用できる方は、以下のリンクなどで「イエスきみはいとうるわし(歌詞表示あり)」の伴奏・演奏をご利用ください。


【解説】
 長い間歩けない/歩けなかった人が、使徒ペテロによって、立ち上がり、歩き出した。
 その過程を(医者)ルカは細かく描写している。
  ペテロはまず声をかけた。
  「ナザレの人イエス・キリストの名によって立ち上がり、歩きなさい。」
次に、男の手を取り、立ち上がらせた。
  男も立とうとし、「足やくるぶし」がしっかりしてきた。
 いやしは瞬間的、インスタント、100%受け身ではなかった。
 男の方も、ペテロの「声」「手」に応答し、自分からも立ち上がろうとした。

 ペテロはむかし、夜通しの漁で何も獲れなかったことがあった。
 しかし、イエス(その時は誰かよく知らなかったが)の「船の右に網を下ろせ」
  の声に従い、網を下ろし大漁となった。

 ペテロはイエスの言葉に聞き従い、
 男は(イエスのみ名で語る)ペテロの言葉に聞き従った。
 信仰は全くの受け身ではなく、神の言葉に聞き従い、
 自らも、立ち上がり、歩こうとする
 そこに神の力が働く。
 

0 件のコメント:

コメントを投稿