2021年5月8日土曜日

明日の自宅礼拝ガイド

※「緊急事態宣言」のため会堂での礼拝を中止します。

主日礼拝

2021年5月9日(日)

賛  美  主のことばの光のうち  527番

1.主のことばのひかりのうち ゆくもののこころに
 主はしたしくやどりたもう ただきみにまかせよ
 まかせてしたがいなば 主はながみちをしゅくしたまわん
2.みかおのえみかがやくとき くもはみなきえゆき
 まどいもなくおそれもなし ただきみにまかせよ
 まかせてしたがいなば 主はながみちをしゅくしたまわん
3.主はわれらのためにかわり みなせおいたまえば
 おもにもなくうれいもなし ただきみにまかせよ
 まかせてしたがいなば 主はながみちをしゅくしたまわん
4.ながすべてをささぐるとき 主はめぐみゆたかに
 よろこびもてみたしたまわん ただきみにまかせよ
 まかせてしたがいなば 主はながみちをしゅくしたまわん 

※YouTube動画を利用できる方は、以下のリンクで「主のことばの光のうち(歌詞表示なし)」の演奏をご利用ください。 

https://www.youtube.com/watch?v=i6Qj1ynNnJI
聖書交読  詩篇59:10-13
使徒信条
聖書朗読  コリント人への手紙第二 6:13
静思祷告
黙  想  「心を広くして」
主の祈り

【解説】
今日は母の日です。親子のコミュニケーションということを考えてみたいと思います。

先日『カルトの子』というルポルタージュ風の本を読みました。オウム、統一、エホバの証人、ヤマギシ会、などの宗教集団で育った子供たちの追跡調査をまとめた本です。これらカルト教団に共通しているのは子ども連れで組織に入った家族は分離させられ、子供たちが「世話係」の大人に虐待され、その後(親の愛情を得ずに育ったことから来る様々な)後遺症に悩まされ歪んだ人生を歩んでいることが多いことだそうです。

今日の箇所で使徒パウロはコリントの信者たちに「真剣に」語る姿勢を「子供たちに語るように」と言っています。

私は子どもたちに語るように言います。私たちと同じように、あなたがたも心を広くしてください。(Ⅱコリント 6:13、新改訳2017)
「ガチで」という表現を最近見受けますが、大人同士の「大人しい」礼節を弁えた「社交的」な会話ではなく、ホンネで語る場面としてパウロは「子供たちに語るように」と言っているのではないでしょうか。

宗教組織に夢中になって子供を放り出すような(カルト教団の)親のようなことは論外ですが、時を捉えて真剣に向き合って語り合ってくれる親が子供には必要です。その時パウロの言うように「心を開いて」子供の反応をしっかり受け止められるようにすることが大事なのではないでしょうか。

0 件のコメント:

コメントを投稿