2012年5月3日木曜日

宗教改革の遺産としての『救いの文化』

「キング・ジーザス・ゴスペル」ブログ更新のご案内です。


《福音の文化》が《救いの文化》に飲み込まれるまで②

KJGの第5章、How Did Salvation Take Over the Gospel?の後半の紹介です。

宗教改革は、一方で「個人」が「救い」に対して責任を持って応答するような枠組みを作るのに多大な貢献をした、と言う積極面がある。
しかし、他方で「個人的救い」への関心集中から「救いの文化」へ移行し、現在しばしば見られるような「浅薄な救いの理解」への道備えをしたことは否めない。

と、マクナイト教授は分析します。

現在北米福音主義キリスト教も、メガチャーチの出現にもかかわらず、主流派(メインライン)教会と共に退潮傾向にあると見られています。
自らの福音主義を見直す段階に来ているのではないか、とマクナイト教授の「キング・ジーザス・ゴスペル」を読みながら感じます。

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