2012年9月25日火曜日

今年のライト読書会

2012年度のN.T.ライト読書会は
1回目・・・3月17日
2回目・・・7月21日
3回目・・・9月22日
以上の合計3回持つことができました。

今年は《主の祈り》をテーマに、3回ともN. T. Wrightの
The Lord’s Prayer as a Paradigm of Christian Prayer
を課題図書としました。

3回で読み通す予定はかないませんでしたが、
 2. People of the New Exodus
まで読み終わることができました。

昨年までの読書会は事前に読んできて当日感想を言い合ったり、ディスカッションしたり、と言うやり方でした。
今年は3回とも事前に読んできた上で、更に当日テキストをパラグラフ毎読み上げながら、と言うさながら大学の原書講読のクラスみたいになりました。

ライトの聖書理解は新約聖書を旧約聖書(プラス一世紀ユダヤ教の思想背景)のナレーティブを下敷きにして「イエス」「十字架の死」「復活」「神の国」「教会」「宣教(ミッション)」の意義を引き出すものですが、今回の「主の祈り」は「出エジプト」のナレーティブをテンプレートにしながら、「主の祈り」の7つの祈祷項目を個々別々に解釈するのではなく、一つの連関した、特に新しい出エジプトをした「神の民」が「終末」に臨む祈りとして解説されています。

さて3回目の読書会の参加者である「ミーちゃんハーちゃん」さんが自身のブログで読書会の感想をアップしてくださいましたので、臨場感溢れるレポートはどうぞそちらをご覧下さい。(ここをクリック

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