2012年11月11日日曜日

最近購入した本

段々書棚も一杯になってきて、ここ1,2年に買った本は、机の上や床の上に放置されるようになってきた。
と言うことで新しい本を買うのはいささか控える傾向にある。

とは言っても全然買わないわけにも行かない。
暫く買わなかったがもう買う頃だ。

と言うことで今日紹介する本をアマゾン(米国)に注文した。
それまでは注文してから3週間くらいで到着していたと思うが、今回はどうしたわけか6週間もかかってしまった。

N. T. ライトのものは継続して買っているが、前回はHow God Became Kingを初めてキンドル版で購入した。
このプログでも紹介したがフェイスブック上での読書会用である。
How God Became King 読書会

HGBKのコンパニオン・ボリュームのようにして同時期に発刊されたのが、
N. T. Wright, Simply Jesus: A New Vision of Who He Was, What He Did, and Why He Matters.
である。

さすがに今回はキンドル版はやめた。
やはり読み返したりする時不便なのである。
紙媒体の方があっちこっちランダムに移動する時格段に楽だ。

ライトのものはもう一冊購入した。
N. T. Wright, Evil and the Justice of God.
献呈の辞が
In memory of those who died
in New York and Washington on September 11, 2001,
around the Indian Ocean in December 2004,
in New Orleans and the Gulf Coast in August 2005,
and in Pakistan and Kashmir in October 2005
となっているように、巨大スケールでのテロや天災を目撃した現代人の脳裏に去来する「悪の問題」を取り上げたタイムリーな本だ。

この本でも参照されている

Miroslav Volf, Exclusion & Embrace: A Theological Exploration of Identity, Otherness, and Reconciliation.
は筆者にとって2冊目のヴォルフの本だ。

William J. Abraham, The Logic of Evangelism.
はスコット・マクナイトの「キング・ジーザス・ゴスペル」が展開している“新しい”福音観とどの程度親和性があるか、ちょっと気になって購入してみた。
聖書的『福音』観ー二派に分離?でもちょっと述べたが、「(個人的)救い」を中心とする「福音」の見方に対してよりナレーティブな聖書理解に基づく「福音」の見方が新約学者の中に出てきている。
神学者であるアブラハムは「福音」に対してどのような切り口を持っているのかこの本から見てみるつもりだ。

Henri J. M. Nouwen, The Wounded Healer: Ministry in Contemporary Society.
は筆者にとって(意外に思われるかもしれないが)初めてのナウエンである。

ナウエンの名前は大分前から知っていた。
日本でも暫く前から多くのクリスチャンに読まれていることも知っていた。
しかしなぜか関心を持てなかった。

早速読み始めているが、簡潔な英語の文章に知性と温かみがこもっている、そんな印象である。


もう一冊
Henri J. M. Nouwen, In the Name of Jesus: Reflections on Christian Leadership. を注文したのだが、こちらは在庫切れだった。

Charles R. Ringma, Catch the Wind.
こちらは、「ヨーダー読書会」の三冊目のテキストである。「イエスの政治」「社会を動かす礼拝共同体」に続くものだが、「教会の変革」を示唆する本である。

以上6冊が新たに加わり、積読状態、途中まで読んだ状態の本たちと筆者の関心を引こうと競うこととなる。

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