今回紹介するのはれっきとした新約聖書学者だが、少しひねたユーモアの持ち主であるクリス・ティリングのChristendom。
少しひねたと言ってもどの程度かは英国人ではないので良く分からない。
今日たまたま彼のブログを見てみたら「ユーモア」の番だった。
彼は最近ではBeyond Old and New Perspectives on Paulと言うこの分野で最近話題となったダグラス・キャンベルのThe Deliverance of God: An Apocalyptic Rereading of Paulの神学会議のセッションの一つの座長を任されている。
そんな若手の研究者の彼であるが、バルトやアリスター・マクグラスの話題を取り上げながら、ブログの目標の一つと紹介しているように、「おふざけ」を時として載せるので、その時は余りふざけた内容でもそれほど真面目にお相手為されるな、肩から力を抜いてくれ、とお断り書きをしている。
で最新記事で取り上げられたのが「牧師の究極の戦い」と言うペンテコステ系らしい癒しの集会で「御霊の剣」で集まった人たちを“滅多切り”にする牧師のビデオ・クリップである。
Finish Him(上のChristendomのブログリンクをクリックすると出てくる)と言うタイトルが付いているが、内容からすると「やっつけてしまえ」と言う感じか・・・。
要するにパロディーと言うかおちゃらけである。
ビデオクリップ自体はその手の集会なのだろうが、お聞きになってお分かりになるように音声がかぶせてあって、それが何と日本語なのである。
異言で語っている、と言うジョークなのかもしれない。
この若い牧師もペンテコステ系の“大伝道者”ベニー・ヒンからのパクリかもしれないから、二重におふざけ的に見える。
既にベニー・ヒンのスター・ウォーズのダース・ヴェイダー版パロディーがある。
「大和郷にある教会」ブログ読者諸氏にあっては、このようなテイストが筆者のテイストと近いと誤解なさらぬように。
あくまで「英語圏ブログ紹介」の一環と思ってお許しいただきたい。
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