さてさて、昨日は米国で「同性婚」に関する最高裁の判決が出された。
このブログの読者はキリスト教関係の方が多いだろうと思うので、しかも「福音派」と呼ばれる立場の方が多いと思われるので、戸惑ったり、気が重かったりしていることと思われる。
(※ステレオタイプに理解されると多少不本意なので断っておくと、この問題は複雑で難しい要素があり、単純に喜んだり、腹を立てたりできないものと思う。)
この「主に神学シリーズ」を始めて気になっていたことがある。
それは「女性」の神学ブログをなかなか紹介できないでいたからである。
そう言うことで今回初めて女性による「神学」ブログをシリーズに加えることがほっとしている。
地の果てまで福音を
はKinukoさんによるブログだ。
どのような方かはよく知らないのであるが、どうも翻訳をなさっているみたいだ。
かなり頻繁に更新なさっている。
そしてカバーするトピックはかなり限られている。(殆ど遊びのような記事は見当たらない。)
特にパウロ書簡(Ⅰコリント11章1-16節)の「かぶりもの」について、驚くほど丁寧に追求されている。
「主に神学」という基準からいうと、まさにこの問題を聖書解釈、歴史神学、実践神学、と多角的に検証している点が素晴らしいと思う。
さて、冒頭アメリカ最高裁判決のことを持ち出したが、「性」「ジェンダー」をめぐる考え方や態度の混乱が続いているが、日本のキリスト教会においてもこれらの一連の問題に対する対応が緊急性を帯びて迫ってくるのではないかと思う。
筆者の見たところこのブログの立場は「保守的」、いやかなりの人は「超保守的」と捉えるのではないかと思う。
しかし、読んでいくうちに気がつかれると思うが、様々な検証の上に、このような立場を選び選択しようとする態度は、反対の立場の人にも理解されるのではないかと思う。
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