2015年8月5日水曜日

今日のツイート 2015/8/5

どうも夏バテ気味で余り更新する元気がないのだが・・・


このグラストンベリー・トア(Glastonbury Tor)は、
イギリスサマセットグラストンベリー近郊にある海抜145メートルで、丘の頂上付近にある屋根が無い旧聖ミカエル教会が特徴的である。ナショナル・トラストによって管理されている。


サマセットの農村地帯に突き出たグラストンベリー・トー
かつてサマセット一帯は湖や湿地帯が広がっており、これらが干拓されてしまう以前は、グラストンベリー・トーは島のように湿地の中に浮かんでいた。古代よりケルト人などの聖地であったほか、アーサー王伝説に登場する伝説の島・アヴァロンをグラストンベリー・トーに同定する説もあり、12世紀末にはアーサー王グィネヴィア王妃の遺体とされる骨や棺がグラストンベリー修道院長らによって頂上から「発掘」され、修道院に埋葬されたと伝わっている。
となっている。(参照はウィキ)

実はほとんど知らなかった。

ただ最近「ピルグリメージ(巡礼)」が『ポスト世俗』現象(※)として騒がれだし、実際今年になって教会員の知人(フランス出身で北米在住)の方が「四国巡礼」に来日されたお話をうかがったばかり。

グラストンベリー・トアも熊野古道とともにThe 10 Best Pilgrimages for Modern Travellersで紹介されている。

近年日本でも「寺ガール」や「仏像ガール」 、そしてパワースポットやホラースポット等、観光と組み合わさった「スピリチュアル」がブームのように扱われている。


岡本亮輔の聖地巡礼がその辺の事情を解説しているようだ。

ちょうどN.T.ライトの『クリスチャンであるとは』の第2章「隠れた泉を慕って」 でも、一見世俗化したヨーロッパの人がスピリチュアルなものに関心を寄せている事情を捉えている。


※ポスト世俗現象・・・スタンダードな「世俗化論」(宗教社会学の研究対象)では、科学が発達する現代社会では宗教は退潮しやがて消滅するだろう、と予測されていた。

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