2011年7月8日金曜日

バーマ(ミャンマー)でのクリスチャン迫害

以前イランやアフガニスタンについて「緊急祈祷課題」の要請を投稿したことがあるが、今回は日本にとってより近い国バーマの近況。

どちらにしても政情不安定と絡んでいるようで複雑な政治的、宗教的事情は今回も同じ。
又情報が入りにくいので国際的なニュースになりにくい面がある。

一般紙には載ることのないだろうカチン族(殆んどプロテスタント)の窮状が、国際福音連盟で長年各地の信教自由状況を分析リポートしてきたエリザベス・ケンドールさんによって報告されている。(リンクは最後に)

ここではごく簡略に状況と祈祷課題を掲げておく。

①状況
少数民族カチン族が住むミャンマー北部で中国、タイ、インドの会社による大掛かりな水力発電用ダム建設が進行中。
これによって多くのカチン族の人々が移住や迫害の目に遭っている。
ミャンマー軍政と対立するカチン族との内戦も危惧されている。
六月に入って第二週に「民族浄化」や非人道的行為が目立ってきている。
それにより多くの難民が発生し、一部が教会に避難している。
中国は難民の入国を拒否。
バーマ政府は市民服を着た軍隊を少人数グループで派遣し、年寄りや子供を殺し、女子を組織的に強姦したりして恐怖を煽っている。

②祈祷課題
・人道支援(食料、薬品、シェルター)が提供されるように。
・中国、バーマ軍政ともに平和に方向転換するように。
・カチンの人々が主の臨在と、愛を経験することが出来るように。(イザヤ40:27-31)

※リンク・・・カチン教会のために祈れ

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