目下注目の人が、2011年7月27日 (水) 衆議院厚生労働委員会で、
「放射線の健康への影響」に関して参考人説明をした児玉龍彦氏。
東京大学先端科学技術研究センター教授
東京大学アイソトープ総合センター長
標題の「満身の怒り」は、児玉教授が福島第一原発事故以降の政府の対策に対して、総じて後手後手であり、無策に過ぎていることに対して発せられた言明のようである。
と言うことで先ず関心のある方は、この児玉教授の国会参考人質疑のYouTube画像をご覧になると良い。リンク
さらにこの時の衆議院厚生労働委員会での質疑の全体は
URL:http://www.shugiintv.go.jp/jp/video_lib3.php?deli_id=41163&media_type=wb
筆者は全部を見たわけではないが、児玉教授の危機感露な発言に対して、質問に立った国会議員の質問は生ぬるい感じがする。
ファラオの前に夢を解釈するために呼び出されたヨセフが、7年の豊作と7年の飢饉を解き明かした後に、この国難に対する危機管理長官に直ちに選出された。
児玉教授のような発言はこのヨセフの時のように、正しく評価して、「国会がすぐにやるべき対策」を取るべきだろう。
アクションを起こす代わりに、国会であーだこーだ審議しているだけでは埒が明かない。
とまあ、児玉教授だけではなく正しい危機感を持って自分の専門領域で働いている人が少なくないことを願う。
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