日時:2011年9月25日、午後1-3時
場所:巣鴨聖泉キリスト教会及び活水工房
※ミニ・バザーもあります3年前だったか、教会の文化祭、と言ったコンセプトで始まったのが「オープン・チャーチ」。
敷居の高い教会を地域の人に開放する、と言う目的で取り掛かったのだが、最初は色々な人の応援もあって「内輪の人たち」だけである程度盛況になってしまった。
その次の年、昨年だが今度はなるべく教会の中の人たちで出来ることをしようと言うことになり、こじんまりとした「オープン・チャーチ」になった。
写真、書、俳句、を展示して、道路にテーブルを出して工房から出た端材(ただ)や銀杏を売ったりした。
今年も「オープン・チャーチ」は継続すると言うことで決めていたが、規模は更に縮小。
それでネーミングもそれに合わせてスケール・ダウン。
「オープン・チャーチ」の前にプチをつけることにした。
更に今年は展示をやめて「カフェ」で行くことにした。
教会によっては立派な看板や、扉がついていて雨風をしのげるようになっている箱のようなケースのような案内板を持っているところもある。
大抵主日礼拝の説教題などが筆と墨でしたためられていたりする。
そんなものは当教会にはないので、今回のイベント案内はパソコンでワード文書にチラシを作成し、教会のプリンターではA4までなので、A3プリントアウトとラミネートを3枚外注した。
結構お金がかかるもので1700円ちょっとだった。
普段伝道的なことをしないので、この程度の「伝道」出費は致し方ない。
それにしても教会が外に向かって伝道する時の考え方や姿勢と、信徒でもない方々が教会に求めるものとは大分ずれがあることを最近感じる。
教会の前には「自由にお入りください。」と言う木の札が看板に張ってあるのだが、それはイベントを案内した時の意味で、常に教会堂が開放されているわけではない。
普段はしまっている。
しかし通りがかりの人が、この案内を見てか、見ないでか、いきなり玄関を開けて入って来ようとすることが年間数回ある。
その人たちは「当然開いている」と思って玄関を開けようとするわけだが閉まっている。
「どうしたんだろう」としばし立ち止まって考えた後あきらめて帰って行く。
たまたま事務室で玄関ががたがたと音がしたのを聞きつけた場合は、ちょうど敷地から出ようとしている人に向かって「何の御用でしょうか」と聞く。大抵「ちょっとお祈りしたいと思って・・・。」と言うことが多い。
恐らくカトリックの聖堂の先入観なのだろう。
残念ながらそのような開放の体勢は取っていないので、と事情を説明してお引取り願っている。
まだまだ今の時代の人との「うまいインターフェース」を作れていない教会の「お招き」を今年もトライする。
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