2012年7月24日火曜日

信仰・悔い改め・洗礼

「キング・ジーザス・ゴスペル」ブログ更新のご案内です。
 
KJGの第8章、The Gospel of Peterの後半をさらっと紹介しています。(ここをクリック


20世紀後半、大衆伝道者ビリー・グラハムの福音クルセードで用いられた「信仰決心に導く祈り」や、大学生伝道団体キャンパス・クルセードによって用いられた「四つの法則」 が使徒的福音の提示の枠組みとは違ってきたことを「救いの文化」と言う概念で分析してきたマクナイトだが、この8章では「使徒的福音」のフレームとして「イエスのストーリーがイスラエルのストーリーを完結する」のが異邦人伝道においてはどのようになされたのか、パウロの伝道説教を分析している。


また「福音」に応答するとはどう言うことか、使徒行伝の記述からそのエッセンスを「信仰・悔い改め・洗礼」としてまとめている。
特に注意が必要なのは、現代パラチャーチによる福音伝道が「クルセード」や「伝道集会」と言う風に「教会」とは離れた形で行なわれることによって生じた「信仰の決断」と「洗礼」の分離の問題を提起する分析を含んでいる。

簡単に言えば、クルセードで信じた人はそれで「救われた」ことになり、「教会」や「洗礼」は付加的なものになってしまう危険である。
この問題をテルフォード・ワークがよくまとめている。(Reordering Salvation

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