2014年3月22日土曜日

(3) 究極の超訳聖書? ツイブル

ネットをやっている方はツイッターをご存知だと思うのでそれを前提に書いていきます。

ちなみにこのブログは「巣鴨聖泉キリスト教会」のブログでもありますが、牧師である筆者の個人的な考えや思いつき等が結構多いです。

左側のサイドバーにツイッターが表示されていますが、このアカウント名は「筆者の名前」が表と言うか前面で、インターネット・アドレス(@)は教会名になっています。

さて本題です。

2009年秋、ジェナ・リースという女性の頭にあるアイデアが閃きました。
聖書の一章を1ツイート(140字)に要約し、聖書全部をこれでカバーしてみよう!
それで始められたのがツイブル、ツイッターとバイブルを足した造語です。

創世記1章は

Gは神、Godの頭文字。

その他にも男性・女性の記号を使ったり、とにかくどう内容を圧縮するか。
ユーモアも交えて1章のメッセージを伝えるか。

多分1ツイートを作るのに苦労したのではないかと思います。

(キリスト教の)聖書は「創世記」に始まり、「黙示録」で閉じます。

黙示録22章は

それでは聖書全体のメッセージを1節でまとめている、としてよく引用されるヨハネ3章16節がある章はどうなっているでしょう。
うーん、まっそんなにひねってはいないけど、後半にそれなりに現代版メッセージにしようと工夫しているかな。


てなわけで、ネット文化、ポップ・カルチャー、ユーモア、を意識した「新しい伝道ツール」へのサジェスチョンがあるような気がするのです。

誰か日本語でこれみたいなものを試みる人いないかなー。
なんだったらチームを組んでやってもいいかも。

ツイッターやっている若い人たちに届くためにもこういうアプローチは面白いと思うんだけど・・・。

日本において聖書やキリスト教には関心があるが、教会まで足運ぶのはどうも、と言う中でこのような取り組みはネットには限定されますが「公共圏文化」に参入するいい足がかりではないかと思う。

最近キリスト新聞社から発売された「バイブルマスター」が、一般のカードゲーム愛好者にも好評だと聞いている。

正面からの真面目な聖書やキリスト教への入門書の需要は依然として高いことは「ふしぎなキリスト教」も傍証していると思う。

しかしそのコンテンツをいかにパッケージングするか、つまり文化と言うかデザインのフィルターをかなりグレード上げないと、せっかくの内容も埋もれてしまうのではないかと思う。

そういう意味で日本のようなキリスト教がマイノリティーな環境では、プロデューサー、デザイナー、アーティストの持つ役割は大きいのではないかと思う。

※今回の記事はカタカナ語乱発になりました。失礼いたしました。

2 件のコメント:

  1. ツイブルは本になりました。

    http://www.amazon.com/Twible-Jana-Riess-ebook/dp/B00GG5SKVE/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1386259505&sr=8-1&keywords=the+twible

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  2. 参考にした記事のリンクです。

    http://www.faithvillage.com/article/59621fb16dce4e11b990e00f1f0c1218/the_twible__jana_riess_book_review

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