2015年4月29日水曜日

(4)『教会史遡行』から落穂拾い、序

人によって説教準備のためのベンキョウは様々だろう。

今年筆者が奉仕する教会が創立半世紀を迎える、と言うことは最近の記事でも何回か取り上げた。

で、その前史となる「キリスト教会史」全体を超特急で学ぶ「説教シリーズ」を紹介した。

久し振りに「リサーチ」している観がある。

普段からネットや本やらで「調べもの」みたいなことをやっていないわけではないが、しばしば興味本位で、脈絡も気にせず、「芋づる式」に追っかけている。


しかし、「キリスト教会史」全体・・・となると、そうもいかない。

やはりかなりトピックを絞り込まないといけない。

50年から100年のスパンを代表する「人物」や「運動」を吟味しなくてはならない。


しかし、そうやって選んだ人物や運動をリサーチした後、今度は「説教」に落とし込まなければならない。

聖書のメッセージやレッスンと擦り合わせなければならない。

そうやってできた説教のコンテンツを25-30分の時間枠で提示しようとすると、殆ど削る作業だ。

説教前もそうだし、説教中もさかんに削らなければならない。

準備した者にとっては興味深い逸話なども、時間との戦いの中では、どんどんカットされる。


そうして残ったものをどうしようか、と思った時に思いついたのが、今回のシリーズなのです。


「落穂拾い」というタイトルにしました。

「拾遺録」でもいいかもしれませんが、説教稿自体は記事にして発表していないので、不適です。


何も大したリサーチもしていないのに、「落穂拾い」などともったいぶったことしなくてもいいのに・・・という声も聞こえそうですが、恥ずかしながら、臆面もなく記事にしてみます。


よろしくお付き合いください。

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