2011年8月2日火曜日

身辺雑記

身辺雑記、と言っても個人的なことではない。

一つはもう10日前になるが、「N.T.ライト読書会」のこと。
ちゃんとしたレポートを書く気力がないので「雑記」と言うことに。

最初は二人で始めた読書会。
去年からフラー神学校を卒業したばかりのG夫婦が加わるようになった。
年2-3回のペースでやっているが、今年二回目の読書会はいっぺんに倍の人数(8名)になってしまった。

それと言うのもあるきっかけで筆者が、ジョン・ハワード・ヨーダーの『イエスの政治』の読書会(毎月一回)に6月から参加するようになり、その読書会のメンバーが新たに加わったためであった。

ヨーダーの方の読書会は一章ごと、テキストを適当に区切って先ず読み、その後疑問点や感想などを分かち合うオーソドックスなもの。
それに対してライト読書会は翻訳がないので英文のものを読んでくるので、余りテキストには深く入らず、適当に参加者の問題関心に沿って感想を言い合うスタイル。

しかし今回はヨーダー読書会のメンバーが4名もやって来たので二つの異なるスタイルの中庸を取った感じになった。

午前10時から自己紹介に始まり時にディスカッションが熱を帯びることもあったのでそれなりに盛会だった。
選んだテキストは、Creation and Covenant
ライトのパウロ神学の入門書のような感じの本である、Paul: In Fresh Perspective.  London: SPCK; Minneapolis: Fortress, 2005の第二章である。

パウロ神学の土台となっている旧約聖書のバックボーンとなる思想である「創造」と「契約」をラフスケッチし、そのナレーティブを視点に代表的箇所として、コロサイ、Ⅰコリント、ロマ書を簡単に概観した文章である。

読書会後は一緒に近くのレストランで昼食しながら更に発展した話題で時を過ごした。

もう一つは昨日のこと。
会堂を建替えて10年目となるので色々と修繕の必要な箇所などを総合チェックするために設計士に来て頂いた。
コンクリート打ち放しの壁の状態や、玄関部分の鉄製屋根の錆具合、床、戸などの内装など一通りチェックした。
新しいと思っていても10年と言う年月はやはり長い。細かく見るとちゃんとそれなりの経年劣化が見て取れる。逆に床などは最初の頃より表面に油分が出て来ていい色に変わってきた。

とまあ、そんな身辺雑記でした。

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