電話が来たのでとると、「○○テレビ」から。
5月5日のイースターの卵のうんたらかんたら・・・。
「えっ、5月5日がイースター? イースターは今年は3月31日で
藪から棒の(またまた)電話取材か・・・。
(と勘違いしたことが後から判明。この時点ではなんかイースター行事一般についての、特にイースターエッグについての取材かと思っていた。)
そしたら逆に、「5月5日は東方教会暦でのイースター」だと知らさ
まさかねー、東方教会暦までは守備範囲じゃないのでねー・・・。
急にそんなこと聞かれたって分かんないよ。
「お宅の教会ではイースター・エッグはやりますか。」
「どんな風にイースター・エッグを装飾するんですか。」
「うちでは礼拝に来られた方にただの白いゆで卵をお持ち帰りいただきます。」
「なんにも装飾はいたしません。」
てなわけで殆んど取材にならなかった。
あの時の一騒ぎ以来、これで3度目の電話取材だ。
でもなんでそんなにあっちからこっちから電話取材がかかってくる
東京には他に教会がごまんとあるのに・・・。
などと思いながらいたら、その数日後、電話が鳴るので出ると。
「あのー、そちらの教会のイースター・エッグは・・・」
えっ、またイースター・エッグ。
今度はどちらの取材。
「あのー、うちのベランダにですねー、どこからともなく卵が運ばれてきたのですよ。」
「それがね、装飾してあって、イースター・エッグらしいのです。」
「それでどこの教会のイースター・エッグかと思いまして・・・」
なーんだ。
これで話が合う。
そうかあの電話の冒頭で、○○テレビの人が言っていた「ベランダに卵」とはそう言う事だったのだ・・・。
イースター・エッグ・ミステリーの謎が解けた。
と言うわけで、長い話を短くすれば・・・。
(東方教会暦でのイースターを過ぎた) ある日、このおじさんの家のベランダにゆで卵が落ちていたのが発見された。
おかしいなー、空から降ってくるわけはないし・・・。
頭のいいカラスがどこかから運んできたのかなー。
それにしてもこの卵普通じゃないぞ。
いろいろ飾りがしてある。
(なんかその辺のこと調べてみたのかもしれない。)
えーい、これは面白いネタだからテレビにでも教えてやろう。
そしたら取材でもしてくれて、謎が解けるかもしれない。
(と、このおじさんは思ったのではなかろうか。)
それで○○テレビはこのおじさんの住む近辺の教会に「どんなイースター・エッグをしているのか」と聞いて回ったわけだ。
しかしそれでは埒が明かなかった。
おじさんは自分で探索を開始した。
その最初の教会として選ばれたのが筆者の教会であったと言うわけだ。
残念ながら、その後このおじさんから「分かりました。○○教会のイースター・エッグでした。」
と言う報告は聞いていないので、究極的にはこの『イースター・エッグ・ミステリー』事件の全面解決には至っていないかもしれない。
が、筆者としてはあれが取材ではなかった、と言うことだけは分かってほっとした。
それにしても○○テレビさん、電話する時はもうちょっと丁寧に事情を説明してよね。
こっちは「また電話取材か」と身構えちゃうじゃないの・・・。
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