日本では殆んど話題にもならないが(その手の団体には申し訳ないが)、北米福音派では創世記1-2章の解釈を巡って結構盛んに論争がなされている。
「創造論」対「進化論」のような従来の対立構図に代わって、最近は「神論的進化説」みたいなものが大分出てきている。
この手の代表的なシンクタンクがBiologosだ。
今はやめてしまったが創立に貢献したのが「ゲノムと聖書」の著者、フランシス・コリンズだ。
コリンズのこの本に関しては当ブログでも記事にしている。これやこれ。
そのバイオ・ロゴス財団のサイトには筆者が注目してきたN.T.ライト教授も色々顔を出している。
その他にもホィートン大学の旧約学教授、ジョン・ウォルトンも貢献している。ここ
これでやっとイントロ(前置き)が出来た。
要するに何が言いたかったかと言うと、ジョン・ウォルトンの
The Lost World of Genesis One
をやっと今日入手した。アマゾン日本
実は筆者も関わるN.T.ライト・セミナーの第2回N.T.ライト・セミナーで、ジョン・ウォルトンが指摘する「創造記述の背景には神殿がある」と言う、旧約聖書学では今や常識となりつつある「解釈フレーム」が、基調講演者の鎌野直人氏によって語られる運びとなり、そのリスポンデントである筆者(旧約聖書学の素人)が何とか一夜漬けでもカバーしておかなければ、と注文した本なのである。
あー長ったらしい文章になってしまった。失礼。
まっしかし当の鎌野氏によると、この本はあくまで入門で、Jon D. Levensonを読まないとダメらしい。
と言うことで、また彼の本を注文したところ。
あー、やれやれ。読む本が増えて大変だ。
もう明日から8月だ。読書の夏。
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