猛暑、炎暑、酷暑
どの表現がお気に入り?
「冗談もいい加減にしなさい、このくそ暑い時に!」
と、言われそうですね。
とにかく暑さが付きまとっている今日この頃、暑さを意識しないではいられません。
ちょっと昔話を一席。
米国留学開始時、先ずは語学研修から、と行った先は米国カンザス州。町の名前はピッツバーグ。
いえ鉄で有名なペンシルヴェニア州ピッツバーグではありません。
バスでピッツバーグに着いたのはちょうど真昼間。気温はまさに猛暑のレベルでした。
大学に向かって適当に勘で歩き出したまでは良かったが、何十分歩いても目的地に着きません。
もう一度バス停留所のある町の中心部に戻り、今度はちゃんと見当をつけて歩き出し、無事に大学に着くことができました。
全部で要した時間は二時間ほど。炎天下二時間の歩行は苦行でした。
でもまだ新しい地、新しい経験のスタートで緊張していたのか、それ程暑さで参るということはありませんでした。
カンザス州はアメリカのほぼ中西部に位置し、北からの冷たい気流と南からの暖かい気流がぶつかりやすい平地に位置します。
それはトロネード(竜巻)が起こりやすい土地柄、ということです。
滞在していた七月、八月は夕方になると突然空が真っ暗になり、間もなく土砂降りの雨。という毎日でした。
そんな中、八月だったか、突然サイレンが寮の建物中に響き渡りました。
全員地下室に避難しろ、と言うことでした。
ついに「トロネード警報」発令に出くわしたのです。
初めてのことで筆者はただ皆の後を追って行動するだけ。
トロネードを見たことも、被害に遭ったこともない筆者としては、ただきょとん、という感じでした。
地下室に避難すること約一時間、警報は解除されました。
今地球上で酷暑の地や、洪水の地や、異常気象にさらされているところが多くあります。
日本の炎暑被害も、熱中症による死亡者数などかなりの数に上っています。
暑さにはかないませんが、何とか被害なく過ぎこしたいものです。
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