2010年7月20日火曜日

結婚式と納骨式

昨日結婚式に出席してきました。今度の日曜日の午後は納骨式を司式します。

梅雨が明けて暑い日となった岡山。小さな教会でキャパシティーの倍くらいの列席者があると聞かされていました。さらに「岡山は暑い」と散々聞かされていました。それで「平服でご出席ください」の言葉に甘えて半袖シャツで出席することに。さらに扇子を用意し、お絞りも持参で・・・と準備万端のつもりでしたが・・・。

さすがに迎える側の教会もその辺の対策は十分に取っていました。冷房ガンガン、扇風機からの風が四方から。おかげで扇子の出る幕などなく、むしろ寒いくらい。想定外!

司式した牧師の式辞は「カナの婚宴」から三つの想定外。(内容省略)

食事会も含め外の暑さと建物の中の冷房に翻弄された結婚式でした。

まっ、それは別にして新郎新婦の前途の上に先ほどの式辞にもありましたが、「人生想定外をどう乗り越えていくか」二人三脚で取り組んで行って頂きたいと思いました。

そして今度は叔母の納骨式。既に前夜式と告別式を執り行いましたが、「土から出たものを土に返す」一連の葬儀を閉め括る式です。一週間のうちに人生の節目となる二つの式に列席・司式する筆者としては特段の人生の感慨など沸いてくるわけではありません。何しろ今は「暑さ」が意識の大半を占めていますから。

今心に思い浮かんでいるのは、結婚式で歌われた、2ファミリーによるゴスペルアレンジの「アメージング・グレース」 。特にその2節と3節の歌詞。(披露されたのは1節の歌詞でしたが。)

T'was Grace that taught my heart to fear.
And Grace, my fears relieved.
How precious did that Grace appear
The hour I first believed.



Through many dangers, toils and snares
I have already come;
'Tis Grace that brought me safe thus far
and Grace will lead me home.

作者ジョン・ニュートンの個人的体験が重ね合わされた歌詞です。
彼の回心まで、回心、そして人生を締めくくるその時まで、絶えず「恵み」が導いてきたこと、導いていることを証ししています。

旅を始める夫婦と、旅を終えた叔母。
彼らの人生に「恵み」があることを、あったことを、憶えます。

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