主日礼拝
2021年1月17日(日)
賛 美 父の神よ夜は去りて 18番(※)
※YouTube動画を利用できる方は、以下のリンクで「父の神よ夜は去りて(歌詞表示あり)」の演奏をご利用ください。
https://www.youtube.com/watch?v=ZDMfKM-vZkI
聖書交読 詩篇52:1-4
使徒信条
聖書朗読 ヨハネの福音書 10:1-5
「はっきり言っておく。羊の囲いに入るのに、
門を通らないでほかの所を乗り越えて来る者は、
盗人であり、強盗である。
門から入る者が羊飼いである。
門番は羊飼いには門を開き、羊はその声を聞き分ける。
羊飼いは自分の羊の名を呼んで連れ出す。
自分の羊をすべて連れ出すと、先頭に立って行く。
羊はその声を知っているので、ついて行く。
しかし、ほかの者には決してついて行かず、逃げ去る。
ほかの者たちの声を知らないからである。」
(ヨハネ 10:1-5、新共同訳)
黙 想 「声を聞き分ける」
静思祷告
主の祈り
【解説】
何かに集中している人夢中になっている人に向かって何かしゃべっても全然聞こえないということがよくありますね。
人間の耳はどんな音でも均等に聞くのではなく、「必要な情報(聞きたいこと)」と「雑音(聞きたくないこと)」とを(脳の方の働きで)聞き分けるそうです。
ヨハネ福音書10章の「羊と羊飼い」のたとえ話から「声を聞き分ける」と言うことを考えてみたいと思います。
羊飼いは羊を害獣から守り牧草の繁る場所に連れて行きます。その羊飼いの声を羊は聞き分けます。自分のいのちがかかっているからです。
私たちの社会ではさまざまなメディアがあり、さまざまな情報が提供されています。その中には私たちのいのちや生活に直結するような有益な情報もあれば、どうでもいいような情報や、時に誤情報やでまかせなど有害な情報など実に多種多様な情報で溢れています。私たちはいわばそれらの情報を「聞き分け」ながら社会生活を営んでいます。
私たちはふだんから情報の「質」に気をつけていることが必要ではないでしょうか。簡単に情報に飛びつかず、まず落ち着いてその情報がどこから来ているのかを確かめ、怪しいと思ったら「遮断する」ことも必要です。
羊はその声を知っているので、ついて行く。
しかし、ほかの者には決してついて行かず、逃げ去る。
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