主日礼拝
2021年1月31日(日)
賛 美 あまつ真しみず 154番(※)
※YouTube動画を利用できる方は、以下のリンクで「あまつ真しみず(歌詞表示あり)」の演奏をご利用ください。
https://www.youtube.com/watch?v=0M4CssklNS
聖書交読 詩篇53:1-6
使徒信条
聖書朗読 ヨハネの福音書 7:37-39
祭りが最も盛大に祝われる終わりの日に、イエスは立ち上がって大声で言われた。
「渇いている人はだれでも、わたしのところに来て飲みなさい。
わたしを信じる者は、聖書に書いてあるとおり、
その人の内から生きた水が川となって流れ出るようになる。」
イエスは、御自分を信じる人々が受けようとしている“霊”について言われたのである。
イエスはまだ栄光を受けておられなかったので、“霊”がまだ降っていなかったからである。
(ヨハネ 7:37-39、新共同訳)
黙 想 「生ける水の川」
静思祷告
主の祈り
【解説】
ヨハネ7章にはイエスが家族の者たちとは別行動で、エルサレムでの「仮庵の祭り」に出かけたことが書かれています。仮庵の祭りはイスラエル民族がエジプトを脱出して荒野を彷徨したことを記念するお祭りです。荒野で水に飢え渇いたイスラエルの民のために、神は「岩から水をほとばしり出させ」たことを回想する儀礼シーンが、祭りの中にはあったそうです。 その儀礼シーンを背景に、イザヤ書55章1節「渇きを覚えている者は皆、水のところに来るがよい。」と関連付けてイエスはことばを発せられたようです。ヨハネはその意を「聖霊」のことだと解釈しています。
私たちは神によって「霊的な存在」として造られたことをもっと知る必要があるのではないでしょうか。イエスを信ずる者の「内から生きた水が川となって流れ出る」とは、まさにそのような霊的存在であることを私たちが知ることを指しているのではないでしょうか。「主イエスよ」と呼びかけましょう。